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    FIAC展

    2020年はコロナ禍のために残念ながら中止となり、再開が待ち望まれていたFIAC展 (Foire internationale d’art contemporain=国際コンテンポラリーアートフェア)。

    毎年会場となっていたグランパレは2021年からパリ・オリンピックの2024年まで大改修が進行中とあり、今年開催のFIAC展会場となったのはグランパレ・エフェメールという臨時会場。エッフェル塔前の好立地だが、初日は記録的な大雨の中始まることに。

    この建物、上空から見ると眺めると均衡のとれた美しさだが、中に入ると、どうしてもグランパレとの落差を感じる。グランパレの、自然光がふりそそぐ、大きなガラスドームの連なる空間を惜しまずにはいられない。どんなものを入れてもたちまちストーリーの出来上がってしまうようなドラマティックな空間であるグランパレは、それだけでもそこに来場する価値を生み出す。

     

     

    FIACを特別なものにしていたグランパレというショーケースが取り払われてしまうと、率直に言って、魅力がかなり減じられたように感じた。このシーズン、FIAC展に合わせて、多くの展覧会やフェアが開かれる。その中で際立つ魅力を発揮するのは容易なことではない。

    そして、フランスのコンテンポラリーアートフェアの中でも最大のFIACは、その社会的な影響力も考慮すべきだろう。今年フェミニスト団体から特に大きな批判を受けたFIAC。女性アーティストの展示作品は全体の19パーセントでしかなかった。男女の機会均等性がますます促進されるフランスにおいて、この点は来年以降改善されるべきであろう。

    しかし、もちろん今年も素晴らしい展示作品の発見の場ともなったFIAC。

     

     

    アイリッシュ・カーリン・ギャラリーでは、ハンナ・フィッツの「Cats」シリーズの彫刻がブース内にうまく配置され、ユーモラスなタッチが強調されていた。

     

    テンプロン ギャラリーのKehinde Wileyの絵画「Portrait of Jesenia Pineda & Sable Boykin」は、その高さ荘厳さで来場者を圧倒していた。

    ベルリンのペレス・プロジェクツギャラリーは、鮮やかな色使いの作品をモダンに展示しており、最も目を引いた。

     

    ティム・ヴァン・レーレン・ギャラリーでも、繊細な作品が紹介されていた。特に、池村理恵子の彫刻「鳥を腕に抱いた二人の人物」と、ベン・スレッセンさんの「黄色い部屋」を重ね合わせた作品は、空間に詩的な雰囲気を醸し出していた。

    日本の小山登美夫ギャラリーでも、美しい作品群が展示されていたが、その中でも、徐寧の「Earth people (on a time axis)」が特に印象的であった。

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