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    フランスのコロナ感染の現状 

    フランスのコロナ感染の現状 

    オミクロン株の旋風が吹き荒れるフランス。12月初めには知られていなかったこの新種のコロナウィルスは、12月末にはあっという間に感染の過半数となってしまった。

     

    フランスでは心配されていた年末のロックダウンも夜間外出禁止も実施されなかったが、パリでの花火は中止、バーが午後11時で閉店、路上でのアルコール摂取も禁止となった。

    フランスの大晦日は、友人同士でパーティーする日。夜中に外に出てカウントダウンと共に始まる花火を見て、その場でシャンパンのボトルを開けて、ハグしたりキスしたり、お祝いするのが伝統だから、ロックダウンはなくともかなり大きな変化だった。

     

    とはいえ感染が迫っていても、パーティーをやめられないフランス人。フランスではパーティーの前にテスト、が流行のようになり、PCRテストや抗原テストをする人たちの長蛇の列が、試験所や薬局の前に続いた。1日100万人がテストしたフランスでは、日に20万人の感染が見つかった。テストを事前にしたのだからパーティーでの感染は防げたはず、というわけにはもちろんいかない。年が明けたら、感染が爆発している。感染率は人口10万人当たり1500人、つまり1,5パーセントにも上るわけで、感染接触者は推定で人口の10パーセント。もし従来のプロトコール通りに感染接触者まで長期の隔離をしたら社会はたちまち麻痺してしまう。

     

    オミクロン株の感染事例が軽症だったり、無症状だったりするので、マクロン政権は感染接触者の隔離を緩和し、ワクチン2回を接種済みで、陰性の結果なら隔離は不要とされた。

    それでも学校や職場でかなりの欠席が目立っているのだからパリやパリ近郊での感染率はすさまじいものと思われる。

     

    1月5日現在で1日の感染数は33万件を超えた。

    プロポーション的にはそれでも重症患者や死者は少ない、とは言うものの、死者が3桁の日が12月から続き、1月4日には300人を超えた。

     

    1月15日から、陰性のテスト結果で代用できる従来の衛生パスが廃止となり、ワクチンパスに移行するという法案が国会を通過するところだ。

    現在人口の10パーセント以下となっているワクチン未接種者をさらに追い込んで接種を促すのが政府の狙いで、賛否両論沸き立っているが、そのさなかマクロン大統領が「ワクチン未接種者を困らせる」との発言。しかもこの「困らせる」には「emmerder」という品のよくない言葉を使ったから、この発言が的確かどうかについて、フランスはまたもや真っ二つに分かれて討論が始まっている。

     

    他国から見れば、空前絶後の危機とも言える感染件数なのであるが、年末のパーティーはしっかり楽しんだフランス人。オミクロン株が比較的軽いこともあり、ウィルスの今後の無害化が予測され始め、これが最後の感染波かもしれない、とどこか楽観的なムードが漂っているのも、やはりフランスならではだと思うのだ。

     

    (裕)

     

    大倉アーツ PARIS

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