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    パリのイベント: ポップアップ・カフェ

    パリのイベント: ポップアップ・カフェ

    2017年、開店20年目の節目の年に、惜しまれつつその扉を閉ざしたパリのセレクトショップ「コレット」。多くのアイテムがこのブティックを通してプロデュースされていった。コレットの創始者のひとりであるサラ・アンデルマンも今や伝説的な存在だ。

     

    そのサラ・アンデルマンは2021年に「ジャスト・アン・アイデア」という名の新しい出版プロジェクトを発表した。

    コンサルティングやキュレーションを行うと共に、サラ・アンデルマンの目標「創造性を発揮し、さまざまな芸術的興味やビジョンを持つ人々を支援すること」をモットーに、「ジェネレーションX」という言葉を作った作家のダグラス・カップランド、アーティストの渋谷翔やルイ=ジェラール・カスターなど、多くの流行クリエーターのアイデアやコンセプトが盛り込まれた本が出版されている。

     

    1月20から22日という3日間限定で、パリ1区、新現代美術館ブルス・ドゥ・コメルスの向かいというロケーションに、ジャスト・アン・アイデアのポップアップ・カフェが登場した。その名も「ジャスト・ア・スペース!」だ。

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    ハリー・ヌーリエフ(クロスビー・スタジオ)のデザインによる没入型の空間演出のもと、コーヒーを片手に展覧会を散策できるというスペースだ。 

    1階ではブラッド・ホール、デュード・ウィズ・サイン、エドワード・ベス、マット・マコーミック、ニック・ニューボールド、ペレ・キャス、ショーンの新しく出版された本が紹介され,若手アーティスト エドワード・ベスが、自身のメイクアップコレクション、ミシェル・ラミのドローイングや写真を組み合わせたインスタレーションを発表した。

    同じく1階には今や有名になった「Dude With Sign」の痛快なメッセージが紹介され、ガブリエル・ノエルによるカラフルなスツールも非常に効果的に空間を演出していた。

     

    地下には、アメリカ人アーティスト、マット・マコーミックによる40点のオリジナルドローイングが展示され、別部屋では風刺アーティスト、ブラッド・ホールがショートフィルムに写った自己の連続写真を壁紙にして展示。

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    外には常に行列ができており(ワクチンパス確認のためでもあるが)、はっきり言って、ゆっくりコーヒーを飲むことなどできないほどの盛況ぶりだった。この束の間のスペースの情報はほとんどSNSで拡散されたものだというが、サラ・アンデルマンはSNSがない時代からの、フランス最高のインフルエンサーと言っていいだろう。

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