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    フランスのバカンス 期間

    フランスのバカンス 期間

    フランスのバカンスシーズンが始まっている。

    学校の休暇に合わせ、7月初めから8月末までの2か月間が夏のバカンスシーズン。7月に長く休みを取る人と8月に取る人とに分かれ、パリのメトロにも路上にも一気に人が少なくなる。

    正社員ならば年間25日5週間分の有給休暇が保証されているフランス。しかも有給休暇消化率は毎年90%以上だ(日本は50%)。25日と言っても、フランスでは時間外労働をした場合、賃金よりも代替の時間で支給される形になるので、それは追加の休暇になる。つまり25日以上の休みがある人のほうが多い。

    働くことが生活の重要な一部である日本人にとって、そんなに休みがあっても、何をしたらいいか、と思う人もいるかもしれない。

    しかしまず、初産年齢の平均が28歳と、日本より2歳ほど低いフランスでは、若くても子供がいて、働く親が非常に多い。

    フランスの学校の休暇は日本に比べて非常に長い。学年末休暇にあたる、夏休みは7月と8月の2か月間であるし、新学年が9月に始まったかと思えば10月末に全聖節の休暇、12月にクリスマス休暇、2月に冬季休暇、4月にイースター休暇とひと月置きに2週間の休暇がある。親はそのたびに子供を学童保育や祖父母に預けるか、一緒に休暇を取って時間を過ごす、旅行する、などの都合をつける。親にとっては夏や年末に休暇を取っただけでは足りず、他の時期にも休暇が必要だ。

    フランスでもう一つ大事な学校休暇の要素は、共同親権下にある子供が双方の親と過ごす、ということもある。市民連帯契約(パックス)という結婚に準じた制度が盛んなフランスでは、その契約の解約は離婚よりもずっと簡単で、子供がいても別れるカップルは非常に多い。

    両親が別れても、子供に対しては共同親権を持ち、親が平等に子供と過ごすので、2週間の休暇なら1週間ずつ、2か月の休暇なら1か月ずつ両親に振り分けられる。たとえコロナによる学校閉鎖などがあっても、学校休暇短縮が決して取り沙汰されないのは、もちろん教師が自分の休暇を短縮したくない、という理由が一番だが、双方の親の休暇のバランスが崩れる、ということも大きいように思う。

    単に仕事をしない日「コンジェ」でなく、余暇を楽しむための「バカンス」は最低1週間は取るのが普通だから、夏や年末以外にもがっつり取って、プライベートの時間を満喫するフランス人。「皆が必ず休むから、自分ももれなく休む」、というスタイルは、日本の、「皆が休まず頑張るから、自分も頑張る」という風潮から見ると、確かに楽だ。

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