クリストフ・ヴェロ
日本に滞在して活動したこともある、写真家クリストフ・ヴェロ 。彼の「Wabisabi 侘び寂び」シリーズは近年の日本滞在を通して生まれた。
彼の作品は常に額と一体化している。ブラックのフロートフレーミング(作品の周りにスペースを置いて作品を際立たせる額装)を効果的に使用し、作品はすぐに展示が可能だ。
絵画のような画面のなかで光と色によって浮き上がるオブジェ。その独特な表現世界は観る者をたちまち引き込んでいく。

作品
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” クリストフ・ヴェロの芸術世界は、スピリチュアリティを誘う純粋なラインを持つミニマルな構成を追い求めることにあります。”
西洋と東洋の影響の影響を受けながら、光を効果的に用いて、作品に価値と奥行きをもたらしています。
クリストフの静物画では、日常的なものを包み込むように細部へにいきわたった注意が、もとの色や素材を中和していき、構図の中で強調された色づいたエレメントへとだんだん焦点が導かれていくのです。そのエレメントとは果実、葉、花……構図の中で強調され、色によって昇華された要素であり、催眠術のような強さを持つ独特の色です。
このほぼ抽象的といえるアンビアンスの中、鑑賞者は瞑想に引き込まれるかのように彼の世界に魅了されることでしょう。
光に映し出されるのは物質的、精神的、文化的であると同時に、無常と虚無の世界で生命と創造を育むものを象徴する食べ物です。
光と影、直線と曲線、具体的なものと抽象的なものといったコントラストの中で、彼のモノクロームの世界は私たちが慣れ親しんだ時空の基準を取り払ったかのようです。クリストフ・ヴェロのアートは、写真、絵画、彫刻を組み合わせた世界を航行しており、彼の作品が何よりも醸し出すものに圧倒された来場者の想像力を自由に掻き立てるのです。”
(ジョエル ル・リュイエの評)
プロフィール
展覧会歴
2021 4 photographes – Galerie Beauté du Matin Calme – パリ, フランス
2021 Salon International Art Shopping – カルーセル デュ ルーヴル, パリ 、フランス
2021 Promenade Artistique- モラヌフ , フランス
2020 サン・シール写真展 主賓 審査員, フランス
2019 Objectif Photo – ソルジェ, フランス
2019 Still Life (exposition personnelle) – Antiq & Thé – ロマランタン, フランス
2019 Le printemps de la photographie et des arts – ロマランタン, フランス
2019 Le printemps de la poésie – ヴィヌイユ, フランス
2018 Lights and Shadows – ギャレリア メリノ ボッテガ ダルテ – フィレンツェ, イタリア
2018 Les ateliers s’emportent – L’odeur de la Couleur – ヴァンドーム, フランス
受賞歴
2021 インターナショナル・スティルライフ・コンクール 第1等オーサー – ラ・リオハ スペイン
2021 インターナショナル・スティルライフ・コンクール 第3等 – ラ・リオハ スペイン
2021 国際VIPA写真展 審査員
2019 FIPA (Fine Art Photography Awards) ファインアート・スティルライフ・カテゴリー ノミネート
2018 IPA (International Photography Awards) ファインアート・スティルライフ・カテゴリー 第2席
2016 モンディアフォト ” çà se mange” 第3席
メディア掲載
2017 1X.com “Christophe Verot : Photographer of the week”
2017 1X.com ” Glorious still life props: review on still life photography”
2017 1x.com “ Still life is still alive”
2016 The Artbo.com ” Between Nature and Culture by Christophe Verot”